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<市民記者板>前史・民族

 
2391 江戸の事実、明治の事実~近代思想による洗脳と破壊~
 
飯塚さおり  (34) (茨城県 - 古河市 ) 2016/09/23 12:46
江戸時代は、1500回程の農民一揆があったとする日本の歴史家は多い。しかし、実態は、村の代表者たちが大名へ年貢の軽減を願い出、それに対し大名側も斟酌してきた、極めて共同体的な営みが「農民一揆」に数えられている。
このような事実を、日本の歴史家たちが捻じ曲げてきたのは何故か。それは、近代観念の先生であるヨーロッパ人から、日本人は革命を起こしたことが無いと非難されたく無かったからだ。ヨーロッパ人にとって、革命が無い=後進的であることを意味するのだ。
そこで日本の歴史家の多くは、古い史料の中から農民たちの不満が読み取れる些細な出来事を探しだし、一揆として、革命の意思があったとしたのである。

●学校教育を通して、洗脳されてきた日本人
江戸時代の実態は、ヨーロッパと比べて、自冶が高度に機能していた。それは、人々が共同体の中で活かされ充足していたからこそ成せることだった。そのような自治共同体を、幕府は肯定し、組み込み統合していた。そのような統合に、一揆が起こる余地はほとんどなかったのだ。
実は、明治以降の方が、農民一揆・血税一揆など、多くの一揆が起こっている。特に歴史の教科書ではほとんど触れられることがない、「学校一揆」は、この事態を表すのに好例だ。江戸時代の共同体教育において、明治以来の学校教育はその対極にあった。村落共同体において、近代思想に基づき個に立脚した学校教育は、現実の役に立たないどころか、共同体の根幹を破壊しかねない。そのような学校教育を押し付ける国家に対する反発として「学校一揆」や「学校焼き討ち」が起こったのだ。
近代思想は、悉く人類の本源性を否定し、共同体を破壊する。個々に分断された社会は、支配する側である金貸し達にとって、実に都合がいい。そのため、江戸時代の否定、明治以降の近代社会の賛美という形での近代思想の洗脳が行われてきた。このようなウソは事実さえ調べればすぐわかる。よって、ここを転換することで、日本は、かつての共同体を取り戻し、大きく未来に踏み出すことができるのではないだろうか。

http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=600&t=6&k=0&m=317754
 
 

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