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<市民記者板>闇勢力

 
1049 大阪市の水道事業 売却の行方
 
加賀八郎  (47) (大阪府 - 大阪市 ) 2015/07/09 21:02
●旗を振る橋下市長の悲願

 大阪市は水道事業の運営権利を約2300億円で民間へ売却を検討している。市は「水道管の耐震化が進み、料金値下げも実現できる」と説明。浄水場や配水管など資産を市所有とし、運営権を100%出資の新会社に売却する「上下分離方式」での民営化という。

 旗を振る橋下市長は「世界で水ビジネスは有力で数年後に市場は86兆円に達する」と述べている。

 都構想は無理、カジノの雲行き怪しくなった状況の橋下氏にとって、維新立ち上げのきっかけになった水道事業民営化はゆずれない。

●世界では失敗ばかり

 だが世界を見ると水道事業の民営化は結果的にうまくいっていない。例えば1997年のフィリピンでは民営化によって水道料金が5倍へ跳ね上がった。また99年ボリビアの地方都市では、水道代が2倍に。100ドルの収入の住民に20ドルの水道料金という事態になった。

●やがて日本の水道は外資に

 水道事業民営化について、気になる発言をした人物がいる。麻生副総理だ。13年米国のシンクタンクで講演でこう話した。「日本の水道は完全民営化する」。

 このシンクタンクとは米戦略国際問題研究所(通称CSIS)。ジャパンハンドラーズ(日本を戦略的支配下に置こうとする産官学の一派)の牙城だ。郵政民営化も彼らの筋書き通りとなった。

 大阪市の水道事業民営化で外資が利益を上げ、やがて日本の水道の多くが、日本人のものでなくなる――民営化後の郵貯マネーを外資が虎視眈々と狙っている現在のさまを見れば、決して穿ったものの見方ではない。

 
 

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