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「大学中退」増大 年間8万人近くが退学 < 意識潮流 2015/04/17 >

2012年度に大学や短大、高等専門学校を中途退学した学生は、全体の2・65%にあたる7万9311人であることが、昨年9月の文部科学省の調査により明らかになった。中退理由は、経済的理由、転学、学業不振、就職など。

 同省によると07年度の中退者は約6万3000人、非正規雇用増加の要因として懸念されていたが、今回調査ではさらに約1万6000人増加した。また中退に加え、休学者も全体の2・3%にあたる6万7654人、こちらも5年前に比べ約1万5000人増加している。

■大学院卒、4割が安定した職に就けず
 一方、卒業はするものの、進路が定まらない、安定した職に就けない大学院生が増えている。

 文科省が13年に発表した、博士課程を終えた後の進路調査によれば、修了者1万6260人のうち、正規職員は8529人(52%)、1年以上の有期雇用の非正規職員は2408人(15%)、主に1年未満の「一時的な仕事」855人(5%)、進路が決まらない「就職も進学もしない」3003人(18%)。安定した職に就かない博士が計38%に上った。
  
 企業への就職に関しては、国が製造業を中心に主要企業へ行った調査では、新卒の博士を研究開発者として採用した企業は7%のみ(10年度)。「過去5年間、博士を採用していない」企業が42%を占めた(07年度)。能力が特に優れているとみられず、協調性などチームワークに課題があるとの指摘も多い。

 文科省や大学は博士の就職斡旋に力を入れているが、近年では博士課程へ進む割合は減ってきている。02年度に修士全体の14・1%だった進学者は12年度には9・6%にまで下がった。


 

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